皆さんこんにちは。
大田区大森駅近くの「れいな歯科」です。
皆さんは、ご自分が歯周病どうか理解していますか?
しっかりと根拠を説明して「絶対に歯周病ではない!」と言い切れる方はどのくらいいいらっしゃるでしょう?
「歯周病」はよく聞く名前ですが、意外とどんなものか知らないかたも多くいらっしゃいます。
今回は、簡単にできる歯周病チェックの方法や、歯周病の原因、そして予防法ついてご説明します。
以下のような症状が一つでもある場合、歯周病の可能性があります!
- 歯を磨いたときや固いものを食べたとき、歯ぐきから出血する。
- 歯肉がはれている。
- 指で歯をさわるとグラグラ動く感じがする。
- 歯と歯の間によく食べものが挟まる。
- 歯が長くなったような感じがする。
- 歯ぐきが赤く、歯磨きをすると歯ぐきが痛い。
- 冷たいものを飲むと、むし歯でもないのにしみる。
- 口臭が気になる。
歯周病にはいくつかの「リスクファクター」(危険因子)があります。
リスクファクターが多い人ほど、歯周病にかかりやすくなっています。
微生物因子
プラーク(歯垢)の中の歯周病菌の存在
環境因子
喫煙、お口の中の清掃不良、歯周ポケットの深さ、プラークの付着量、ストレス、食生活、歯科医院への受診回数 など、生活習慣によるもの
ほかにも、歯に合っていない被せ物がある、口呼吸のくせがある場合もこれに含まれます。
宿主因子
年齢、人種、歯の本数、糖尿病、白血球機能、遺伝 など
咬合因子
悪いかみ合わせ、歯ぎしり、食いしばり など
「咬合因子」は、先に述べた被せ物の状態や口呼吸などと同じように、「環境因子」に含まれる場合もあります。
このように、歯周病にはさまざまな原因がありますが、予防には毎日の「適切な歯磨き」によって、歯周病菌の温床となるプラークを取り除くことが一番大切です。
ですが、どんなに毎日しっかりと歯磨きをしていても、プラークを完全に落とし切ることは不可能です。
そこで、定期的に歯科医院でプロによる検診クリーニングを受ける必要があります。
歯科医院では、歯周病の進行度の確認や、プロによるクリーニングで徹底的なプラーク・歯石の除去が行えます。
また、その方の歯並びに合わせたブラッシング方法もアドバイスしてもらえます。
一度歯周病が良くなっても、プラークは時間が経つとまた付着していきます。
そのためにも、定期的な歯科検診が有効です。
今とくにトラブルがなくても、最近歯医者を受診していない方にも、ぜひ歯科検診をおすすめします。
歯周病の初期症状は、先に挙げたようにあまり深刻なものではありませんが、進行すると厄介な病気です。
当院では随時検診を承っておりますので、どうぞお気軽にお越しください。