皆さんこんにちは。
土曜診療、中国語・台湾語OKの大田区大森駅近くの歯医者さん。れいな歯科です。
自由診療のため、費用がかかるインプラント。
せっかく費用負担の苦労や手術を乗り越えてインプラントをつけたなら、できるだけ長持ちさせたいですよね。
インプラントをいい状態で使い続けるために重要なのは、インプラント治療が終わった後のメンテナンスです。
歯磨きだけではお手入れとしては足りません。
今回は、セルフケアを含む、インプラントのメンテナンスが必要な理由や、インプラントを長持ちさせるためのコツを紹介します。
インプラントのメンテナンスが必要な理由は病気を防ぐため
インプラント治療後は、顎の骨に人工歯根が埋入し、歯を失う前とほぼ同じ状態まで回復させることができます。
見た目も噛み心地も天然歯に近いことから、人工歯を入れていることを忘れてしまうこともあるくらいです。
ところが、歯みがきやメンテナンスが不十分でインプラントとその周りに汚れや歯垢がたまると、「インプラント周囲粘膜炎」「インプラント周囲炎」になることがあります。
インプラントは、ブリッジや入れ歯よりも優れた点が多い装置ですが、天然歯そのものではありません。
インプラント特有の病気を防ぐために、メンテナンスを行いながら使っていくことが大切です。
歯ぐきの病気を防いでインプラントを長持ちさせるコツ
インプラントを長持ちさせるコツは、歯ぐきの病気を防ぐ「メンテナンス方法」にあります。
「インプラント周囲炎」は、インプラントの周りの粘膜だけに炎症が起こる「インプラント周囲粘膜炎」が悪化することで起こります。
そのため、インプラントを快適に使い続けていくためには、「インプラント周囲炎」と「インプラント周囲粘膜炎」を予防する必要があります。
予防のためのケアは歯磨きも大切ですが、歯磨きだけでは足りません。
次のケア方法やメンテナンス方法でお口の健康を維持して、インプラントを長持ちさせましょう。
食後のセルフケア
食事やおやつを食べたら必ず歯磨きをしましょう。
食べ物や飲み物には、細菌のエサとなる糖分が含まれています。
糖分が長くお口の中に残っていると、細菌は増殖し、活発になり、インプラント周囲粘膜炎などの病気の原因となります。
歯ブラシはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシも使うと、歯と歯の間までしっかりきれいにできるのでおすすめです。
歯科医院での定期的なメンテナンス
毎日歯を磨いていても、歯垢や汚れは少しずつたまっていきます。
また、インプラントのネジがゆるむ、人工歯が欠ける、インプラント周囲粘膜炎が起こるなどのトラブルは自分では気づきにくいものです。
そのため、定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて、たまった歯垢や汚れを落とし、インプラントの状態をチェックしてもらうことが大切です。
正しい歯の磨き方もレクチャーしてもらえます。
メンテナンスの頻度は、個人差もありますが年2~3回が一般的です。
詳しくはかかりつけの歯科医院でご確認ください。
生活習慣の見直しも大切
インプラント周囲炎を防ぐためには、病気への抵抗力を維持できるように健康的な生活を送ることも大切です。
栄養バランスの取れた食事を1日3回摂り、十分な睡眠を取って規則正しい生活を送りましょう。
過度のストレスを避けて、適度な運動を続けることもポイントです。
インプラントの寿命はどのくらい?
インプラントの寿命は、ブリッジや入れ歯よりも長くなっています。
適切なメンテナンスを受け、セルフケアもしっかり行っていれば、20年30年と使い続けることも可能です。
しかも、顎の骨に適度な刺激が加わることから「顎骨が痩せていく」という、ブリッジや入れ歯が持つ大きなデメリットも解消することができるのです。
インプラントをつけるまでの道のりは大変ですが、インプラントのメリットを永く享受できるようにメンテナンスを忘れずに行いましょう。
まとめ
インプラントを長く健康的に使い続けていくためには、「毎食後の歯磨き」「定期的なメンテナンス」「生活習慣の見直し」を心がけましょう。
大森駅から徒歩4分のれいな歯科では、インプラント治療後のメンテナンスにも力を入れております。
大森駅周辺で、インプラント治療をご検討中の方はいつでもお気軽にご相談ください。